RIKI CLOCK
大きめの12個の数字、太さ、長さにメリハリのある針を使用し、時計として最も基本的な見やすさということを重視しながら、
コストパフォーマンスとシンプルかつ軽やかなデザインを意図しています。
枠体のプライウッドはタンバリンやドラム等、楽器製作を長く専門としていた木工職人に依頼し、手工業ながら熟練の技術で、正確な円形と仕上げの美しさを表現しています。
2004年グッドデザイン賞受賞(日本)
JIDAデザインミュージアムセレクションVol.6 選定商品
【Designer’s Riki Watanabe / 渡辺 力】
(1911 - 2013)東京高等工芸学校木材工芸科卒業。
母校助教授、東京帝国大学(現東京大学)林学科助手等を経て、'49年日本初のデザイン事務所を設立。東京造形大学室内建築科、クラフトセンター・ジャパン、日本インダストリアルデザイナー協会、日本デザインコミッティーの創設に深く関わる。京王プラザホテル、プリンスホテルなどのインテリアデザイン、ヒモイス、トリイスツール等の家具、また壁時計に始まり日比谷第一生命ポール時計などパブリッククロック、ウォッチまで時計の仕事はライフワークとなった。ミラノ・トリエンナーレ展金賞、毎日デザイン賞、紫綬褒章など受賞多数。2006年、東京国立近代美術館にて「渡辺力・リビングデザインの革新」展を開催。
このデザイナーの作品をもっと見る