【INTARSIA】
東方と西方の美が出逢い、ビザンチンで生まれた遥かな時の旅人、インタルシア(象嵌細工)。
その始まりは、遥か2000年の昔。東方と西方の分岐点であるビザンチン(現在のトルコ)で発症した、色ガラスやウッドピースを宝石箱などに嵌め込んだ、幾何学模様のモザイクが源流ともいわれます。
永い時を経て洗練されたインタルシアはRHYTHMと出会い、新たな時を刻んで行きます。
RHYTHMのインタルシアは、イタリアにおいてマエストロの称号を持ち、ナポリの職業大学の教授でもある、アプレダ・フランシスコ・サベリオ氏監修による華やかなイタリア製象嵌と、イタリア・ミラノのインテリア家具メーカーDeART(デアルト)社の繊細なイタリア象嵌の2タイプあり、そのイタリア象嵌を20年にもわたり時計枠に組み込む仕事に携わり、習熟した弊社工場の木工職人との共同作業によって、時計に創りあげられます。
象嵌のモチーフは、贈り物を意味する花、「生命の木」として敬愛されてきた唐草模様など、木肌に鮮やかな彩色が華麗なイタリア製の象嵌細工。インタルシアは日に日に深みのある味わい深い色に変わり、趣を増しますので、その美しさは幸福な人生に喩えられ、結婚などかけがえのない贈り物に選ばれる、愛のある伝統工芸です。